皆様こんにちは。
ボクサーのお店レポ、第104回はこちら。
元アマチュアボクサーの西江亮太郎さんが柏に構える完全予約制の魚料理のお店「SAKANA LAB(サカナラボ)」です!岩佐亮佑さんがこのお店の美味しそうな料理をインスタのストーリーズにアップしているのを見つけてから、ずっと行く機会を伺っておりました。
2023年の年始1発目のボクサーのお店。マニアと二人で開店時間に突撃。サカナラボデビューの日の感動を共有致します。
場所と外観
JR「柏駅」の南口から徒歩1分。柏に来るのは半年ぶりぐらい。実はこの駅の周辺にはボクサーのお店が多く、今回が3店舗目です。
南口を出て路地を歩いていくとこの柏葉ビルが見えてきます。このビルの2階のはずなのですが、なかなか見つからない…キョロキョロしていると、1階の不動産屋さんのお兄さんが教えてくれました。
よく見るとこの看板が。「こちら入口より2階 黒扉の中 完全予約制」とのことなので、あえて大きな看板は出してないのでしょうね。階段を上がって、店内へGO!
和テイストの店内
カウンターとテーブル1卓のアットホームな店内は洗練された「和」のテイストが随所に散りばめられています。
目の前で調理が観れるカウンター
このカウンター席をご覧ください!目の前で臨場感溢れる職人技が堪能できます。店主やスタッフとの会話は勿論、お客様同士の距離感も自然に程よく近くなる居心地良し空間。
ゆったり囲めるテーブル席も
カウンターと同じ優しい木目の手触りの良いテーブルはゆったり4人掛け。家族でのお祝いや仲間との語らいに使っても良さそう。
日本酒は拘りの銘酒を用意
西江さんの目利きで選んだ常時20本以上の日本酒が並ぶカウンターの奥。そのうえには研がれた切れ味の良さそうな包丁が置かれています。
メニュー紹介
飲み物①
飲み物②
飲み物③
アラカルトメニュー
お任せコースを堪能
この日はお任せコースをオーダー。
- カラスミ春雨
- いくらの茶碗蒸し
- つぶ貝の刺身
- 朝獲れの鯵
- 茹でたて白子ポン酢
- ぶり大根
- 牡蠣と生姜の甘辛煮
- おつまみトロたく
- あん肝
- 子持ち昆布 土佐煮
- 寿司
- もずくの赤だし汁
ビールと日本酒で乾杯
ビール好きの自分と日本酒好きの友人で、2023最初の乾杯。日本酒通のボクシングマニアTさんも認める銘酒の味。良いペースで今年最初の飲み始めが開始。
目の前で西江さんが調理
手慣れた手つきと職人の目つきで、丁寧に調理する西江さん。新鮮な魚が提供されるまでの全てを、この距離で見れる元ボクサーのお店はとても貴重です。
カラスミ春雨・いくらの茶碗蒸し
爽やかなカラスミとツルっと喉越しの良い春雨のコンビネーションは相性抜群。いくらの茶碗蒸しも素材の良さが伝わる贅沢な味わい。
つぶ貝の刺身・朝どれの鯵
目の前で捌かれたばかりのつぶ貝。その日の朝に獲れたばかりの魚のことを「朝どれ」という事を初めて知りました。朝どれの鯵を厚く切って食す喜び…たまりません。
茹でたて白子ポン酢・ぶり大根
タンパク質が水分を放出する手前の67度で、ゆっくり火入れした白子(写真を撮り漏れたので素材の写真です)1週間熟成のぶりも美味いったらありゃしない。
牡蠣と生姜の甘辛煮・おつまみトロたく・あん肝・子持ち昆布の土佐煮
この強力な4連打が一つのお膳に盛られて一気に攻めてくるのです。牡蠣を甘辛く煮た料理を食べるのは初めてだったのですが、もはや「ウマい」を通り越して「楽しい」という感想。
寿司・もずくの赤だし汁
このウニを見てください!トロッと溢れんばかりのそそる盛り付け。たまりません。じっくりと寿司を味わった後、最後は体に染み渡る熱いもずくの赤だし汁。いや~大満足。
西江さんとの会話録
事前に電話予約を入れてボクシングブロガーであることを伝えていたので、西尾さんは過去のお店レポの記事を読んでいてくれてました。
憧れは長谷川穂積
中学生時代に20人の不良に囲まれた事をきっかけにボクシングを始めた西江さん。憧れのボクサーは10度防衛+3階級制覇の日本のエース、長谷川穂積。
「長谷川さんの理詰めのボクシングに惹かれました。根性ではなく理論で、殴り合うのではなく貰わずに当てる。ここぞという時のラッシュは貰いながら打ち合ってましたけど、そこに持っていくまでの試合の作り方が本当に理想的だと思います」
プロを目指すのは料理人の道で
国体で岩佐亮佑と対戦し、敗れた経験もある西江さん。プロボクサーの道は目指さず、好きだった料理人として人生を歩むことを決めて修行に打ち込んだ結果、こんな素晴らしいお店をオープンさせて今に至ります。
「常連のお客様に支えられて今がありますが、ボクシングをやってて良かったと思うことも多いですよ。それこそ岩佐さんが知り合いのボクサーを連れて来てくれたり。伊藤雅雪さんや小國以載さんが来てくれました。今日、Tokkyさんが来てくれたのも岩佐さんのインスタがきっかけですしね。岩佐さんと試合してて良かった~^^再会して元対戦相手である事を伝えた時、岩佐さんは僕との試合の事を覚えてなかったですけどね(笑 )」
YAKITORI良房と合わせて2店舗を経営
柏にもう一店舗、焼き鳥のお店も経営しているという西江さん。焼き鳥店の魅力と、今後のサカナラボについて聞いてみました。
「YAKITORI良房の方は現場は別のスタッフに任せていて、落ち着いた空間で焼きたてを一本づつお出しする<お任せコース>が好評いただいてます。サカナラボではお寿司や巻物は一旦やめて、これからは真鯛茶漬けを看板メニューとし、魚をメインとした真鯛茶漬けのお店にしていこうと考えてます。めちゃくちゃ美味い真鯛茶漬けを作りますよ!」
推しポイント
ボクシングファンならずとも是非とも体感して欲しい隠れ家レストラン「SAKANA LAB(サカナラボ)」推しポイントを整理するとこの3点。
サカナラボはココが凄い!
- 調理が見れるカウンター席!
- 目利きした旬の魚の鮮度!
- 店主とのトークが楽しい!
調理が見れるカウンター席!
目の前で臨場感溢れる職人技が堪能できて且つ、ゆったり座れるスペースのカウンター席。お客様同士の距離感も自然に程よく近くなる居心地良し空間。
目利きした旬の魚の鮮度!
「朝どれ」の鮮魚を拘りの調理方法で丁寧に提供してくれます。1週間熟成のぶりの味が忘れられず…今すぐもう一度食べたい。
店主とのトークが楽しい!
元アマチュアボクサーという事で、常連のお客様にもボクサーの方が多いようです。他では聞けない貴重なエピソードなんかも聞けてしまうかも?
公式アカウントとSNSをそれぞれ載せておきますので、是非フォローして最新情報をキャッチアップしてください。
いや~年始からマニア仲間と美味い酒で乾杯。元ボクサー店主が腕を振るう魚料理をじっくり堪能する至福の時。最高でした!ぜひ行ってみてください。
以上、第104回ボクサーのお店レポ「元アマボクサー西江亮太郎の魚料理 SAKANA LAB(サカナラボ)」でした。最後に地図と概要を貼っておきます。
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