皆様こんにちは。
ボクサーのお店レポ、第126回はこちら。
本ボクサー劉軍さんの中国料理「福建」です。東十条に元ボクサーの中国料理店があるという情報をキャッチアップして以来、気になっていた福建に念願の初突撃。この日は度々当ブログに登場している拳キチH氏と、初対面のベルトコレクターN氏との濃い~ボクシングトークを交えながらの楽しい会食。その濃厚な思い出を共有いたします。
場所と外観
JR「東十条」駅から徒歩1分という駅のすぐ近くの好立地。改札を出たら出口が左右に分かれてますので、左側に進みます。
この「中十条3・4丁目」方面の方です。逆側に出てしまったら遠回りしなければいけないということは無く、この駅構内の通路をいつでも通れる様になっています。
改札を「中十条3・4丁目」方面に歩くと、この置き看板が視界に入ってきます。生ビール390円という魅力的なコピーと共に光る置き看板。この裏にある階段から地上1階へ。
階段を降りるとすぐそこに「中国料理 福建」到着いたしました。さぁ、店内にGO!
落ち着ける店内
全40席の店内は茶系のカラーで統一されており、綺麗な街の中華屋さんという感じ。
テーブルは全て4人掛け
隣席との間は程良い距離感で配置された4人掛けのテーブル席。繋げて大人数での利用も大丈夫そう。
常連さん達のボトルキープ
奥のスペースにもテーブル席があり、その向かい側には常連さん達のキープボトルがずらりと並んでおります。
劉さんの拳玉イラスト
グローブを付けたアマチュアボクシングの試合着の劉さんがフライパンを持っているイラストや、数十年前?の若かりし頃の劉さんの写真が飾られています。
メニュー紹介
劉さんの故郷の味!
熱いボクシングマニア達とトークしながら食べる、熱い中国料理。これまた格別。
・生ビール、ハイボール、ウーロン茶
・青梗菜炒め、麻婆豆腐
・餃子、太刀魚蒸し
・トマト卵炒め、茄子とゴーヤ炒め
・故郷チャーハン
生ビールとウーロン茶で乾杯
お酒は飲まないH氏と、車で来てくれたN氏はウーロン茶。わたくしはキン冷えの生ビールを。お二人が着てきたTシャツがとてもイケてます。
青梗菜炒め・麻婆豆腐
オリジナルタレがしっかり染み渡った青梗菜。麻婆豆腐は辛さがチョイスできるのですが、この日は無難に「普通」でオーダー。程よく甘辛くしてくれました。
餃子・太刀魚蒸し
肉汁たっぷりのジューシーな本格餃子は大き目な人口サイズ。太刀魚蒸しは骨があるので器用に骨を取る技術が求めらます。味は美味しい。
トマト卵炒め・故郷チャーハン・茄子とゴーヤ炒め
とろふわな卵と新鮮なトマトのMIXがたまらない。故郷チャーハンはその名の通り「懐かしウマい」という気持ちが味わえる定番。茄子とゴーヤ炒めも白飯が欲しくなる逸品でございました。超満腹!
劉さんとの会話録
事前アポなしで入店し「ボクシングファンなのですが、元ボクサーの店主様ですか?」と聞いたら劉さんのマシンガントークが炸裂。とても気さくで優しい店主です。
中国ではアマのミドル級王者
ボクサーとしての経歴を教えてください。
「日本でのプロデビューを目指しましたが、叶いませんでした。中国ではアマのミドル級王者でしたが、当時(1990年頃)の中国にプロボクシングというものが無く…日本に来たらチャンスがあると思って日本で1年半練習したのですが、首の下に出来た傷の場所が悪くて。試合をやったら危険という事でドクターストップがかかってしまったんです」
思い出深い沖縄でのジムワーク
1年半の日本でのジムワークは劉さんにとってかけがえのない思い出の様で、当時の写真を持ち出して当時のエピソードを語ってくれました。
「日本の上位ランカーまで行った島袋武信さんと一緒に練習してたんですよ。これがその頃の写真です。下に映っているのが、若い頃の僕です^^仲本ジムで体格が近いメンバー同士でスパーをして…懐かしいなぁ。島袋武信さんは引退後に沖縄でボクシングジムを開いて、今も活躍されていますよ」
福建のコンセプトは故郷の味
故郷チャーハンというネーミングの通り、懐かしウマいチャーハンでした。福建のお料理のコンセプトはそういった故郷の味という事でしょうか?
「そうですね。中国料理は世界に進出している料理ジャンルなので拘り方はお店によってそれぞれ違うと思うのですが、私は自分の故郷の味付けが世界で一番だと思っています。なのでシンプルにその味付けを再現する事だけを考えてレシピを作っていますよ。お鍋のメニューも充実しているので、次回は是非お鍋も食べてください。今日はありがとうございました。また来てくださいね!」
驚愕のベルトコレクターN氏!
この日初めてお会いしたボクシングファンのN氏。彼のベルトコレクターぶりに圧倒されっぱなしでした!
眩しい新型のWBCベルト
車移動で大切なコレクションの一部を持参してくれたN氏。ネットオークションで落札する事もあれば、独自の購入ルートで買うこともあるというマニアぶり。こんな近くでWBCの緑のベルトを見たの初めてでした。持つと重い。
裏側にはレジェンド達のサイン
エストラーダ、張正九、ロマゴン、ジェシーロドリゲス、ドネア、ウバーリ、ロマチェンコ達のサインとの事。こんな貴重なモノを手に入れるN氏も凄いのですが、見て1秒で「あ、これ張正九のサインですね」と分かるH氏のマニアぶりもハンパない笑
サラゴサが持っていた旧タイプも
あのダニエル・サラゴサが所有していたという旧タイプのWBCのベルトを感慨深く手に持つH氏。辰吉戦でサラゴサが試合後に巻いていたあのベルトを、まさか時を経てこういう場で手に持つことが出来るとは…!N氏曰く、ベルトを売りに出してしまうチャンピオンは多いそうです。高値で売れるからでしょうね。
伝説のパスカードも
チャベスvsロビンソン、ブラッドリーvsマルケスの現地パスカード。なんと!N氏が今日の記念に僕とH氏にこれをプレゼントしてくれるというではありませんか!ありがたくチャベスvsロビンソンのパスカードをいただき大切に保管しております。
H氏からブエノのサイン
先日の神戸の興行を観戦に行ったH氏。そこで元WBC世界Jrバンタム級チャンピオンのホセ・ルイス・ブエノに会ったそうで、わざわざ色紙に「TO TOKKY」のサインを貰ってきてくれました。川島郭志、シリモンコン、マッカラー達との激闘をリアルタイムで見ていた世代なので超嬉しい!N氏、H氏、素晴らしいひとときをありがとうございました^^
福建の推しポイント
ボクシングファンならずとも是非とも体感して欲しい中国料理、福建。推しポイントはこの3点。
福建はココが違う!
- 本格派の中国料理
- 店主とのボクシングトーク
- ボクヲタにとってアクセス性良し
本格派の中国料理
故郷チャーハンというネーミングの通り、懐かしウマいチャーハン。定番の餃子や炒め物系のメニューも美味しく、本格派の中国料理がリーズナブルなお値段で食べられます。
店主とのボクシングトーク
1990年頃に沖縄であの島袋武信さんと一緒にジムワークに励んでいたという劉さん。当時のボクシングの試合も沢山見られているはずなので、あの時代のボクシングトークを打診したら、きっと楽しく話してくれるはずです。
ボクヲタにとってアクセス性良し
最寄りの「東十条」駅から後楽園ホールがある水道橋駅まで25分、埼玉スーパーアリーナがあるさいたま新都心駅までも25分で行ける距離感です。そういえば東十条駅にはゴングを鳴らすJBC役員 伊藤尚人の元祖からし焼き「とん八」もありますね。
お店のSNSアカウントらしきものは無いようですので、行く時は電話して営業しているかどうか確認してから行くことをおすすめいたします。是非行ってみてください!
以上、第126回ボクサーのお店レポ「元ボクサー劉軍の中国料理 福建」でした。最後に地図と概要を貼っておきます。
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