皆様こんにちは。
ボクサーのお店レポ、第129回はこちら。
元ビクトリージムのバンタム級ボクサー、新隆之(あらたたかゆき)さんのタイかぶれ食堂です!先日、山中慎介のKOデビューを阻止した男、高橋仁さんの《旬菜ダイニング 千の恵み》に行った際に高橋さんからこのお店の事を教えていただき、早速突撃して参りました。タイかぶれ食堂デビューの日の感動を共有いたします。
場所と外観
JR「赤羽」駅から徒歩3分。改札を出たら右手に向かい、東口を出て少し歩くとアーケード商店街「すずらん通り」があるのでその中へ。
すずらん通りに入ると進行方向の右側にタイの国旗が。一階は不動産のタウンハウジングが入っており、ここの看板も目立つので見つけやすいかと思います。
お店は2階。1階の入り口にはご近所にあるフラッシュ赤羽ジム興行のポスターを貼ることが多いそう。階段を上って、店内へGO!
清潔案ある店内
最大40席の店内は暖色系カラーで統一された落ち着ける空間。とても清潔感を感じます。
テーブル席 入口側
最大6名掛けと、8名掛けが2卓ずつ。仕切りを作ってお一人様向けのテーブル席としても使われてます。
テーブル席 奥側
お店の奥側スペースには落ち着けて腰を掛けられるタイプも。この日は一人でしたが、ここでボクシングファンと語り合うのも楽しそう。
世界チャンピオンのサイン
WBC世界フライ級王者、内藤大助さんのサインを発見。入口横の棚スペースにはタイを感じる置物がたくさん。
メニュー紹介
タイかぶれTIME
まずはタイのビールで喉を潤してから、この日は1人で2品をオーダー。後日、複数人で行きました。
・タイのビール
・豚肉の香り揚げ
・ガパオライス&タイカレー
豚肉の香り揚げ
ジューシーな香りと豚肉の歯応えがたまらない。ビールに合い過ぎて、即効で生ビール2杯目をオーダー。
ガパオライス&タイカレー
日本で最も食されているであろう王道タイ料理のガパオライス。タイかぶれ食堂のガパオを少し辛め。これがまだ辛すぎず程良い感じでサクサク食べてしまいます。
味わい深いタイカレー
優しさの中に少しの刺激が広がる、何んとも味わい深いタイカレー。タイカレー単品でがっつり楽しみたいぐらいウマい。
コース料理も完備
3パターンのコース料理があるので、複数人でがっつりタイ料理を楽しみたい方はおススメ。写真は別日に大人数で行った時のものです。春巻きは特に絶品でした。
新隆之さんとの会話録
あしたのジョーの影響でボクシングに惹かれたという新さん。《嘘をつかないシビアな世界》その厳しさと輝きに魅力を感じて、ビクトリージムの門を叩いたそうです。
プロ戦績は戦績は5勝6敗1分3KO
プロで12試合を戦い抜き、戦績は5勝6敗1分3KO。
「バンタム級では小柄な方なので、いかに相手の懐に入ってインファイトに持ち込むか?を常に考えて戦ってました。完全なファイタータイプです。1992年にデビューしてから、鼻を折って手術したり色々あって引退するのですが、1998年まで現役で戦っておりました」
思い出の松倉義明戦
1993年の東日本Sフライ級新人王の予選では、後の日本王者である松倉義明と対戦。
「4回TKO負けでした。自分のパンチも当たったんですが松倉さん強かったです。彼が日本チャンピオンになった時と自分がボクシングを引退したのはほぼ同時期。負けたことは悔しいのですが、対戦した相手がチャンピオンになったのは嬉しかったですね。ラストファイトの対戦相手である石橋利也さんはこのお店にたまに顔を出しに来てくれるんですよ^^」
懸賞で行った旅行でタイに惚れる
たまたま行った旅行先で、人生を変えるタイ料理との出会いが。
「懸賞でタイ旅行に当選したのがきっかけ。初めてタイに触れて、タイの人達の温かさに感動したんです。タイの人達を好きになって、次に彼らが愛しているタイ料理を好きになりました。最初はタイ料理のチェーン店を展開していたスパイスロードという会社に入り、そこで4年間修行を積んでから日本橋に自分の最初のお店をオープン。今の場所(赤羽)に移転オープンしたのは2015年8月28日です」
乗り越えたコロナ禍
コロナ禍で多くの店舗が行き詰まった中、そこを乗り越えたタイかぶれ食堂。
「優しい常連さん達に恵まれて、運が良かったのだと思います。僕が一番心がけているのはお客様と仲良くなる事で、シンプルにそれだけです。心から喜んでいただけるタイ料理を提供できたら嬉しいですし、そこから更に仲良くなれたら最高ですね!」
新人王同期会を開催
友人の中野吉郎さんがこのタイかぶれ食堂にて「1993年新人王同期会」を開催した時の写真。新人王戦には出ておりませんが、私も参戦してきました^^左から中野吉郎さん、東大宮でバーをやっている高橋公司さん、南阿佐ヶ谷の居酒屋つきのやの越川雅也さんです。高橋公司さんのバー「COZY」にも近日突撃予定!
タイかぶれ食堂の推しポイント
ボクシングファンならずとも是非とも体感して欲しい、タイかぶれ食堂のタイ料理。推しポイントはこの3点。
タイかぶれ食堂はココが違う!
- 辛さレベルがちょうど良い
- 店主は今も超ボクシング好き
- 話題の街、赤羽のど真ん中
辛さレベルがちょうど良い
辛いのがタイ料理ですが、どれぐらいのレベルか気になるところ。新さんが「日本人好みのタイ料理」について研究し尽くした結果今の辛さに行きついてるので、食べログのどの口コミ見ても、皆が行きすぎずに程良い辛さだと絶賛。
店主は今も超ボクシング好き
新さんは井上尚弥vsタパレス戦も現地観戦。ワールドスポーツボクシングジムの坂間叶夢選手のファンがお店の常連さんだそうで、一緒に応援に行っているとの事。これまでの感動試合は?と聞けば辰吉vsシリモンコンや、竹原慎二vsカストロなどボクシングファンが泣いて共感する試合がどんどん出てきます。
話題の街、赤羽のど真ん中
ただの飲み屋街でなく利便性も高い街としてメディアに取り上げられる事が増えた街、赤羽。駅から3分なので超近い。お店のメニューはおつまみ系も充実してますが、1軒目は赤羽の飲み屋街で飲んで、シメはタイかぶれ食堂でがっつりタイカレー or ガパオというコースも良いかと。
お店のSNSはこちらです。
初めて行ったボクサーのタイ料理店は長谷川穂積さんのクルアタイでした。素晴らしいお店なのですが近いうちに閉店してしまうと聞いてます。ウマいタイ料理を提供してくれるタイかぶれ食堂が末永く続いて行きます様に。皆様、是非行ってみてください!
以上、ボクサーのお店レポ第129回「元ビクトリージム 新隆之のタイかぶれ食堂」でした!最後に地図と概要を貼っておきます。
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