皆様こんにちは。
お店レポ第118回はこちら。
井上尚弥のWBSS決勝、ドネア2、バトラー戦など数々のビックマッチの開始ゴングを鳴らすJBC公式役員・伊藤尚人さんが店主を務める元祖からし焼き「とん八」です!
カウンターのみの人気店なので、平日の早い次回に行けば伊藤さんとお話出来るかな…と機会を伺っておりついにそのチャンスがやって来ました。とん八デビューの日の感動を共有致します。
場所と外観
JR「東十条駅」北口の東側から徒歩1分。この東十条商店街の中に入って、最初の十字路を右折。
このくつ&バックのクリーニングのお店を目印にこの道を右に入ります。すると進行方向の右側に明るいオレンジ色の元祖からし焼の文字が見えてきます。
到着いたしました!「スタミナ料理 元祖からし焼 とん八」さぁ店内へGO!
スタイリッシュな店内
カウンターのみの全10席の店内は、無駄なものが一切ないスタイリッシュな空間。
優しい手触りの木目カウンター
暖色系カラーで統一された店内。カウンターの水が置いてあるスペースは段差が付いているので、食事するスペースは広く使えて嬉しい。
有名な世界王者のサイン色紙達
元WBA世界Jフライ級王者のトカちゃんこと、渡嘉敷勝男さんのサイン。日付を見ると1991年!歴史を感じますね~他にも有名王者のサイン色紙が沢山あります。
メニュー表はシンプル
メインのメニューはからし焼なのでメニュー表はご覧の通りにシンプル。定食ではないのでライスが欲しければ単品でライスをオーダーしましょう。
伝説の元祖 からし焼き
週末はこれを食べたくてお店の外に行列が出来る程の人気メニュー。からし焼き。
・瓶ビール
・からし焼
・お新香
・中ライス
瓶はサッポロ黒ラベル
大瓶からグラスにビールを注ぎ、喉に潤いを。瓶もグラスもよく冷えてます。
これが定番のからし焼セット
定食ではないのでそれぞれを単品でオーダーするスタイルですが、この3種類が王道パターンでしょう。出てきた瞬間からからし焼の甘辛い香りが食欲をそそる。お味の方はどうなのでしょうか…?
タレの濃さ&ニンニクの余韻がヤバい
豆腐の上や隙間に見えるニンニクやショウガの味が唐辛子よりも目立ちます。味の主役はニンニクとショウガですね。熱い豆腐とのコンビネーションでご飯が進んで仕方ない。
豚肉と濃いタレの最強ハーモニー
醤油ベースのタレの濃さと豚肉の旨味が合わさってヤバい美味しさ。これはクセになりそう。ご飯をおかわりしたい衝動に駆られます。次回は最初から大ライスにしようかな。大満足の味とボリュームでした。
伊藤さんとの会話録
平日の早い時間、オープンと同時に行ったので伊藤さんと少しお話出来ました。とても気さくでボクシング好きな方です。
火曜の後楽園ホールは出現率高し
JBCの公式役員としてタイムキーパーを務めている伊藤さん。ボクシング会場にはいつもいらっしゃるのですか?
「火曜日に試合がある場合は、お店は昼だけの営業にして夜は後楽園ホールに行っちゃう場合があります。ゴングを鳴らす時もあれば、観戦にだけ行くこともありますね」
現役選手から過去選手まで含めて、どのボクサーが一番好きですか?
「一番のスターはシュガー・レイ・レナードです!華のあるボクシングで80年代を盛り上げてくれましたね。中量級の4天王には皆思い入れがありますが、レナードがナンバーワン^^日本人ボクサーでは内山高志さんです。現役だとやはりモンスター井上尚弥。試合をする度に期待値を超えてきますから、とんでもない選手ですよ」
ゴングを鳴らした数々のビックマッチ
世界タイトルマッチもタイムキーパーも数多く努められてきたとの事ですが、印象に残っているのはどんな試合でしょうか。
「WBSS決勝の井上尚弥vsドネア第1戦、第2戦、4団体を統一したバトラー戦も私がゴングを鳴らしました。カーンと鳴らした後はもう《最前列にいるボクシングファン状態》ですね。1秒たりとも目が離せませんから^^7月のスティーブン・フルトンvs井上尚弥戦も担当できれば良いなと思っています」
昭和36年創業の伝説の味
創業は東京オリンピックがあった昭和39年との事なので、60年近くこの地で愛され続けているお店なのですね!
「最初はとんかつ屋さんだったんです。オヤジ(先代の創業者)が唐辛子やニンニクと豚肉を炒めたものが好きだったので、スタッフへのまかないで出していたんですね。それだけじゃ寂しいから、何か入れてみようと考えて、ちょうど味噌汁に使う豆腐があったので入れてみたら…これは美味い!となったのがきっかけです」
元々は違う料理を出していたけど、スタッフへのまかないが好評でメニュー化していく…あの《すた丼》も当初はラーメン店で、創業社長がスタッフへのまかないにスタミナが付くどんぶりを出したのがきっかけだったという逸話とリンクする味わい深いエピソードですね。
とん八の推しポイント
ボクシングファンならずとも是非とも体感して欲しい元祖からし焼「とん八」推しポイントはこの3点。
とん八はココが凄い!
- 昭和39年創業の伝統の味!
- 店主とのボクシングトーク!
- 抜群のアクセス性!
昭和39年創業の伝統の味!
60年続く飲食店は東京都内でも超希少です。なぜ続くのか?それはここでしか食べられない元祖からし焼が美味しくて、数多くのリピーターを掴んで離さないからです。シンプルにそこだと思います。一度食べたらクセになる味。
店主とのボクシングトーク!
伊藤さんはJBC公式役員であり、ボクシング愛溢れる一人のボクシングファンでもあります。レナードの時代から最近の注目試合まで見続けていますし、ゴングを鳴らす程の近距離で観る井上尚弥のパンチの音はどうなのか?聞いて見たいですね。平日の早い時間に行けばトークするチャンスあると思います。
試合会場から抜群のアクセス性!
最寄り駅の「東十条」駅は後楽園ホールがある「水道橋」駅までは約27分。埼玉スーパーアリーナがある「さいたま新都心」駅からは約24分という近さ。試合観戦の前後に組み込んで食べに行くのは十分アリな距離感。
いや~楽しかった。からし焼の濃くて美味い味付けに、伊藤さんとのボクシングトーク。ボクヲタ必見のお楽しみスポットではないでしょうか!ぜひ行ってみてください。
以上、お店レポ第118回「ゴングを鳴らすJBC役員 伊藤尚人の元祖からし焼きとん八」でした。最後に地図と概要を貼っておきます。
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