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Tokky
ボクワン運営者
ファン歴30年のボクシングファン。当メディア運営者のTokkyです。選手のセカンドキャリア、各界のファン達を始め人にフォーカスした独自の切り口での取材記事を発信しております!

税理士で独立開業!新井泰

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皆様こんにちは。
拳人のセカンドキャリア#3はこのお方です。

角海老宝石ジムからデビューして日本Jrフェザー級王者まで上り詰め、現役引退後に約10年間の勉強期間を経て税理士で独立開業!「新井税理事務所」の新井泰さんです。新井さんとはSNSを通じて知り合い、お会いするのはこの日が初!場所はお互いに行った事がある元ボクサー新隆之さんのタイかぶれ食堂での取材となりました。その一部始終をどうぞ。

こういう方々に読んで欲しい
  • 現役を引退したボクサー達のセカンドキャリアを応援したい!
  • 税理士の仕事に興味があり仕事内容を知りたい!
  • 異業種への転職も多い時代。未経験業種へ転職しての成功例に興味アリ!
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新井泰プロフィール

新井泰
出身地:埼玉県志木市
生年月日:1969年1月3日生まれ
プロ戦績:35戦23勝12KO10敗2分
元日本Jrフェザー級王者
現職:新井税理事務所の代表

主な経歴
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埼玉県志木市に誕生

男3人兄弟の末っ子として生まれる。

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中学・高校時代 

部活はボクシング部ではなく野球部。

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角海老宝石ジムに入門

友人が所属していたジムに入門し練習開始。

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プロデビュー

1回TKO勝ちでプロデビュー。

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自動車販売会社に入社

大学を卒業し就職。働きながらボクサー活動。

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結婚

奥様と出会って二ヶ月で結婚。

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日本タイトル奪取

日本Jrフェザー級タイトルを獲得し4度防衛。

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現役引退

佐藤修に7回TKO負けした試合を最後に現役を引退。

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専門学校に入学

税理士受験の勉強を開始。

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税理士法人に入社

必須5科目中、3科目に合格し勤務しながら勉強を継続。

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独立開業

全ての必要資格に合格し、税理士として独立開業し今に至る。

振り返る現役時代

新井さんとボクシングとの出会いから、角海老宝石ジムに入門するまでの経緯をお聞かせください。

「高校の同級生だった友人がプロボクサーになって、試合会場に応援しに行ったんです。初めて試合会場でボクシングを観てグッと心が引き込まれるものがありました。このまま進学して就職するんだろうなと~なんとなく考えていた中で、ボクサー新井泰というのが自分の中にフッと入って来たんです。ボクシングならつまらない自分から抜け出せるんじゃないか?と思いその友人が所属してた角海老宝石ジムに入門しました」

元々ボクシングはお好きだったのでしょうか。

「それが具志堅用高さんの世界戦をテレビで観ていたぐらいで、他の選手は知らなくて。大人しい性格だったのであまり人争った経験もありませんでした。ところがジムに入って間もないのにスパーリングで相手を倒したりして…もしかして俺、強いのかな?って^^」

強いです!ボクサーの中には"世界を獲る"を公言する選手もいますが、新井さんはそういうタイプではなく4回戦の次は6回戦、次はA級昇格…と決めた目標を着実にクリアしていくキャラだと当時の専門誌に書かれていましたね。

「座右の銘は《勝っておごらず負けて滅入らず》です。調子に乗った時に負けるんだなという事を身を持って体感したので、それを教訓にして自分に言い聞かせていました」

日本王者時代は300万円分ものチケットを手売りされていたという逸話も。かなり大変な作業だったのではないでしょうか。

「はい!角海老宝石ジムは選手への還元は羽振りが良く、待遇面は恵まれていたと思います。5千円、8千円、1万円ぐらいが当時のチケット価格。まだ携帯電話もメールも無い時代での手売りは本当に大変!タイトルマッチともなると、試合前は練習よりチケット対応の方が忙しかったですね」

新井泰のベストファイト

1990年のデビューから1999年のラストファイトまで足かけ9年の現役生活。日本Jrフェザー級王者として4度の防衛に成功し35戦23勝12KO10敗2分の立派な戦績を残されました。ご自身で選ぶベストファイトはどの試合ですか?

「自分の好きな試合が二試合あります!小林朋哉戦と天翔康晶戦です。」

1994.6.20 小林朋哉戦

「日本タイトル初挑戦でジュンタン佐藤にKO負けした後の再起戦です。相手はトクホン真闘ジムの小林朋哉選手。彼は根性ファイターで勝ち上がってきたスタイルの選手でした。その相手に根性で打ち勝って倒したんです!落とせない大事な再起戦という状況で根性キャラじゃない自分が相手の土俵で戦って、倒されそうになりながらもKO勝ち。これはひときわ嬉しかった試合です」

1996.11.2 天翔康晶戦

「輪島功一スポーツジムの天翔康晶選手。この時は日本タイトルマッチの5度目の防衛戦で福島恭四郎選手に負けた後の再起戦でした。キャリア終盤でのタイトル戦負けの後の再起戦ですから再浮上に向けて落とせない大事な試合。ここで負けたら引退!という覚悟で挑んで5回KO勝ちできたのが嬉しくて、今でも思い出します」

日本チャンピオンになった試合より《相手の土俵で戦って倒したから》《ここは落とせないという再起戦で良い勝ち方が出来たから》という理由でこの二試合!という事を熱く語る新井さんの目が輝いています。ここから第二の人生での輝きの話へ。

税理士を目指した理由

第二の人生の軸足を税理士という職業に置こうと考えた理由が興味深いです。

「ボクシングという体を使った仕事は十分やって来たので、次は頭を使った仕事をしようと。当時は新聞に毎日リストラの記事が出ている頃で…どこかに就職しても安心はできないので、1人で稼いでいける資格を取ろうと。僕自身プロボクサーとして個人事業主で確定申告を経験していたので、馴染みのあった税理士になりたいと思い至りました」

そこでそう考えられる地に足の着いた思考に感心します。

「あまり考えず勢いで行く側面もあるんですけどね^^女房とは出会って二カ月で結婚でしたし。税理士を目指したもう一つの理由はボクサー現役時代に応援してくれた社長さん達と関りを持ち続けたかったからです。彼らの役に立つ事を自分が出来るという関わり方で」

応援してくれた人達とただ関りを持つのではなく"役に立てる仕事で"という事ですね。

「はい。会社経営をしていれば税理士は絶対に必要な存在ですから。それとボクシングで35戦したので最後の試合の後あたりから《1日に同じ事を何度も言ってるよ》と女房に言われてる自分が心配になりまして^^使ってなかった頭の体操というか、脳細胞を復活させないとまずいなと笑」

税理士資格取得までの戦い

現役中は自動車販売会社の営業マンとして働き、ボクサーで稼いだお金を生活費に回しながら会社員として稼いだお給料は貯金。その時の貯金を税理士を目指す為の専門学校の学費に充てるという生きたお金の使い方する新井さん。学校でも独学でも勉強方法は自由ですが、税理士の資格取得はとても長い勉強時間を要します。必要な資格は下記の中から5科目で、一般的には勉強に4,000~5,000時間が最低でも必要と言われています。

税理士になる為に必要な資格


会計科目
必須科目
( 必須2科目 )
簿記論  
財務諸表論






税法科目
選択必須科目
( 1科目以上)
法人税法
所得税法





選択科目
(2科目または1科目)
相続税法
酒税法
住民税
事業税
固定資産税
国税徴収法

途方もない知識のインプットが必要となり、勉強も戦いですね。

「はい。税理士になるには全5科目の試験に合格する事が必要ですが、3科目合格すれば社員として採用してくれる税理士事務所があります。僕は32歳で財務諸表論に合格し、33歳で簿記論・消費税法に合格をした後で渋谷区の税理士法人に就職しました。忙しい事務所でしたが、会計事務所を未経験だった僕にとって様々なことを学ばせて貰えるありがたい職場でした」

特に最初の頃は苦労も多かったのではないですか?

「入所当初は、その年(33歳)でなぜそんな事も知らないのかと怒られましたよ。ほとんどボクシングしかしておらず社会常識ないですからね。あまりに何もできなくて申し訳ありませんと謝る日々が続きました。このままだと精神が病んでしまうので、怒られても《ありがとうございます》と返すようにして^^」

そこも凄いです!誰でも出来る事じゃない。ボクシングで鍛えられたハートの強さですね。

「負けず嫌いなんです(笑)とても厳しかったけどこの時の経験のおかげで今があります。育ててくれた当時の上司にとても感謝してます。もし適当なところで育っていたら、間違いなく今の自分は無いです」

そんな日々を資格の勉強を続けながら過ごしていたとう事ですよね。5科目のうち3科目を取って税理士法人に就職。残り2科目は働きながら勉強ですか。

「平日は遅くまで仕事なので勉強出来るのは週末だけ。電車の中の移動時間も全部勉強時間に充てて、受かるまでは友人と外食も一切なしで勉強しました。税理士はここで仕事が忙しくなって独立を諦める人が多いんです。そんな状況の中でも女房の理解があったおかげで仕事と勉強を両立出来ました。税理士を目指したいと言った時、周りは皆反対だったんですよ。でも女房は許してくれた。やりたい事をやればいいと言ってくれたんです」

奥様の理解と協力があっての仕事+勉強の両立。コツコツとやり続けた新井さんご自身の努力もとても他人が真似できるものではないと思います。

「途中で挫折して事務所社員のままで終わらなくて良かったです。5つ全ての税理士資格を取るまでトータルで約10年間かかりました。長い道のりでしたが、女房に感謝ですね」

税理士ってどんな仕事?

税理士の仕事内容について新井さんに詳しくお聞きしました。

税理士の仕事とは?

税務業務企業の顧問となり、確定申告書や申請書など書類を作成する税務。会計帳簿や財務諸表などを作成する会計業務。税金に関する業務については税理士だけに認められた業務であり「税理士の独占業務」とされています。
税務書類の作成税理士が自らの責任と判断において税務署に提出する申告書等の書類を作成。
税務代理税金に関する法令に基づき、納税者に代わって税務署に対して申告・申請・請求などの手続きを実施。
税務相談具体的な事例に基づき、税務の手続きや計算などに関する相談に応じるアドバイス。
会計業務会計帳簿への記帳や財務諸表決算書の作成を専門家のアドバイスを必要とする企業に対して指導や代行を実施。中小企業では会計業務を税理士に依頼することが多く、会計業務のサポートは税理士の重要な仕事の1つ。
コンサル業務中小企業の経営者にとって経営改善のアドバイスを求める相手として、税理士は最も身近な存在。会計や税務に関する専門的な知識を基にアドバイスを実施。
その他の業務中小企業の顧問以外にも国際税務、相続・事業承継、株式公開支援業務、M&Aコンサルティング、会計参与、外部監査、補佐人など税理士の業務は多岐に渡っており、さまざまな場面で活躍が可能。

多岐にわたる業務範囲ですが、要するにお客様の会社の会計を全て任される存在という理解で宜しいでしょうか?

「はい。1日を振り返ると常にお客様からの連絡への対応です。電話、メール、オンラインMTG、もしくは訪問してコミュニケーションを取ったりです」

独立開業された税理士の方の仕事量とは、どれぐらい忙しいのでしょうか。

「僕は自由が欲しくて独立した側面もあるので、自分のオフィスを構えてスタッフを雇って…はやっていません。会計ソフトへの入力作業など外注できる範囲の業務は外注して、最終チェック+お客様対応の最も重要で大切なところを自分が対応する様にしてます」

報酬に関してですが、弁護士ならこの案件の弁護料がいくらという決まり方だと思います。税理士の報酬ってどういう名目になるのでしょうか。会計業務を担当する事でのコンサルフィー的な理解で合ってますか?

「企業の顧問として該当業務を担当させていただき、その分の料金をいただく形です。弁護士の場合は一度の裁判で弁護を担当して終了ですが、会計は企業経営をしている限りずっと続くもの。会計の処理や申告は毎年必要なのでどの企業にも基本は顧問がいます」

税理士の魅力と苦労について

税理士という仕事の魅力と大変なところについて教えてください。

これが税理士の魅力!

  • お客様から感謝して貰える
  • 頼られる喜びを実感できる
  • 関係を築けたら安定して仕事が見込める

お客様から感謝して貰える

「お客様に心から感謝して貰える仕事が世の中にどれぐらいあるか分かりませんが、企業が生きていく上でとても重要な領域である税務を期待に応える形で対応した時、ありがとうの言葉を言っていただける仕事です。それが全てです!」

頼られる喜びを実感できる

「新井さんあってのウチの会社だよ!なんて言葉をいただいた時、それを残して永久保存しておきたい気持ちになるんです。応援したい人から信頼されて、仕事を通して人として認めて貰える充実感は何にも替え難い喜びです」

関係を築けたら安定して仕事が見込める

「一度お客様と良い関係性を築くことが出来たら、会計業務・税務は企業経営を続けている限り必要な事なので継続してお仕事をいただくことが出来ます。安定した収益が見込めます」

税理士はココが大変!

  • 信頼を裏切れないプレッシャー
  • 失った信頼を取り戻すのは至難
  • 代わり続ける法律知識のアップデート

信頼を裏切れないプレッシャー

「重要な税務を期待に応える形で対応した時、感謝の言葉をいただけて嬉しい一方で、その思いを裏切れないプレッシャーは有ります。当然雇われていた頃より独立した今の方が強くそれを感じますし、感じなければいけないものだとも思います」

失った信頼を取り戻すのは至難

「どんな仕事でも同じだと思いますが、一度信頼を失ったら取り戻すのはとても大変。企業の心臓とも言える会計に関わる事での失敗は重い。メールの返信一つにしても気を付けて対応しています」

変わり続ける法律知識のアップデート

「法律はどんどん変わっていくので、一度試験に合格したら終わりではない。日々の仕事に加えて、新しい税法のインプットは必須です。常に自己研鑽し続ける事が求められます」

ボクサー経験が活きている事

税理士の仕事の中で、ボクサー経験が活きていると感じるのはどんな時?に新井さんがアンサーしてくれました。

  • 元ボクサーの税理士は珍しい!
  • 基本は大事だけど自分の色も必要
  • 自分との戦いに勝った自信

元ボクサーの税理士は珍しい!

「元ボクサーだと自己紹介すると珍しがられます^^忘れられないインパクトがある様で、覚えて貰いやすいので得ですね。そこで仕事ぶりはしっかりしてるなとなれば良い意味でのギャップになって興味を持っていただけます。元ボクサーの税理士は僕が知ってるだけで5人居ますが、おそらくもっと居るはずです」

基本は大事だけど自分の色も必要

「ボクシングと税理士の仕事の共通点。基本を押さえる必要があるけど基本だけじゃダメで、他人とは違う自分の色を出す必要もある。その営みの継続が求められる部分は一緒ですね。ボクサー時代の濃い経験が、引退後の長い受験勉強や今の仕事にも繋がって活きていると思います」

自分との戦いに勝った自信

「ボクサー時代は試合を重ねる度に脳細胞が減っていきます(笑)強い選手に勝てばベルトを巻ける。一方で税理士というのは知識の積み重ねが価値に変わっていく仕事。努力をした分が100%自分に還ってきます。得られるものは違っても自分との戦いという意味では同じです。ボクサーとしては日本王者より上には行けなかったけど《自分に勝ったと言える試合を残せた自信》が今の僕を作ってます」

どれも凄く納得感があってスッと入って来ます。体を使う仕事から頭を使う仕事に変わっても、根本の部分では自分と向き合い続ける強さが必要で、それを持つ人が成功するのだなと改めて感じるお話です。

取材を終えて

この日は新井さんの提案で、タイかぶれ食堂で食事をしながらの取材。お会いして感じた新井さんの印象は《努力・継続・誠実》の人です。

ボクサー時代からビッグマウスとは無縁のキャラ。コツコツを勝ち星を重ねて日本王者になり4度防衛。税理士を目指す事を周囲の皆に反対されても「女房のOKがあって協力してくれたから今の自分があります」としきりに奥様への感謝を言葉にされます。きっと新井さんの努力+継続力を一番近くで見て来たから、信じて背中を押したのだろうな…と奥様の気持ちを想像する自分がいました^^

税理士を目指した理由のひとつである「ボクサー時代に自分を応援してくれた社長さん達と、関わりを持ち続けたかったんです。自分が何か彼らの役に立つ仕事をする関わり方で」という言葉がとても印象的でした。大切な人達の役に立ちたいんだ!という思い。与えて貰うだけなく価値提供したいという誠実さに人柄が現れています。

「YOUTUBEには負けた試合しかアップされてないから、誰か僕が勝った試合をアップして欲しいな。日本タイトルを獲ったジュンタン佐藤戦とか良いですね。本当にボクシングをやって良かったと思ってるんですよ。ボクシングの充実感は凄い。ボクサー時代の濃い経験がしっかりと僕の今に活きてます」

にこやかで温和な新井さんですが、真剣な話をする時は少しだけ現役時代の目に戻る気がします。素晴らしいお話をありがとうございました。

引退後のキャリアを考え中のボクサーの皆様、税理士に興味があってこの記事を読んでくれてる皆様。勉強時間の長さはとんでもない覚悟が必要ですが、そこを乗り越えてこんなに素晴らしい活躍をしている方がいます。我こそはという方は目指してみてはいかがでしょうか。

以上、拳人のセカンドキャリア♯3「税理士で独立開業!新井泰」編でした!

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