観戦記– category –
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観戦記
This is BOXING 井岡一翔vs田中恒成 現地観戦記
コロナ過元年となったの2020年。最後の夜。12月31日の大田区総合体育館。 日本人初の4階級制覇王者井岡一翔と世界最速3階級制覇王者の田中恒成が激突。心・技・体を極め複数階級を制覇した達人同志の究極対決。試合を作ったのは挑戦者で、コントロールした... -
観戦記
井上尚弥vsジョイソン・マロニー。無観客のラスベガスデビュー戦記
日本が世界に誇るモンスター、井上尚弥。 2020年4月25日に決まっていたWBO王者カシメロとの統一戦はコロナウイルスの影響で開催出来ず。 あのドネア戦から1年、ラスベガスデビューの相手をカシメロからWBO1位のジェイソン・マロニーに変更して迎えた2020年... -
観戦記
憧れのラストファイト。長谷川穂積vsウーゴ・ルイス
毎年この日は胸がときめく。9月16日。 日本のエース長谷川穂積のラストファイトの日。圧倒的不利とされながら、KO率89%を誇る強打の王者に見事に打ち勝ち3階級制覇を果たした歓喜のリングは忘れられない。 無敵のバンタム級時代、限界に挑んだフェザー級... -
観戦記
八重樫東vsローマン・ゴンサレス戦は観る者の人生を豊かにするメモリアルファイト。
毎年、9月5日が来ると思い出す。代々木第二体育館でのあの光景。 八重樫東vsローマン・ゴンサレス。試合終了の瞬間、両者の表情は対照的だった。一瞬だけ白い歯を見せた敗者と号泣する勝者。 スポーツだけじゃなく映画や演劇の世界、更には僕の様な一般会... -
観戦記
君に勝ったから。長谷川穂積 vsフェルナンド・モンティエル The REAL
4月30日はあの日。長谷川穂積vsフェルナンド・モンティエル。 10年前の2010年4月30日。日本武道館。 全ボクシングファン待望のビックマッチだった。プロテストで最初は不合格。プロ5戦目まで3勝2敗の平凡なボクサーは、努力で潜在能力を覚醒させ日本のエー... -
観戦記
「3.11」セレス小林が世界を獲った日。
今日、3月11日はあの日。 セレス小林vsレオ・ガメス。2001年3月11日の横浜アリーナ。 人生で初めて日本人ボクサーの世界タイトル奪取の現場に立ち合えた日。最高の瞬間を見せてくれた男の名は小林昭司。サラリーマンボクサーとして二足の草鞋で世界を目指... -
観戦記
21歳の怪物。井上尚弥がナルバエスを粉砕 LONGING ~始まりの夜~
今日、12月30日はあの日。 井上尚弥vsナルバエスの日。 6年前の2014年12月30日。 東京体育館。 フライ級をすっ飛ばして、ライトフライ級からスーパーフライ級に一気に2階級アップ。 まるで火山が噴火した様に、モンスターの強打が爆発した。勝機はあると思... -
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八重樫東の挑戦 MOVE ON ~切望の夜~
2019年12月23日。横浜アリーナ。 「最後の挑戦」 そう言って上がったリング。 相手はIBF世界フライ級王者、モルティ・ムザラネ。2年半かけて掴んだ世界王座返り咲きのチャンス。 熱い載冠劇、ポンサワン戦。魂を揺さぶる井岡戦・ロマゴン戦。涙の復活劇、... -
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竹原慎二、聖地で成し遂げた 「世紀の快挙」
今日、12月19日はあの日。竹原慎二vsホルヘ・カストロの日。 1995年12月19日の後楽園ホール。この年の年間最高試合。 "記念挑戦"と言われた竹原の世界初挑戦。ミドル級の世界王座はそれまで、日本人は戴冠はおろか挑戦者すら現れなかった別世界。72.57kgは... -
観戦記
辰吉vs薬師寺戦と映画「ショーシャンクの空に」
今日、12月4日はあの日。辰吉vs薬師寺戦の日。 25年前の1994年12月4日。名古屋レインボーホール。(現:日本ガイシスポーツプラザ) 日本中が熱狂した名勝負の代名詞。当時、辰吉は「試合は作品と思ってる」そう言っていた。本人は負けた試合をそう呼ばれる... -
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木村悠の世界奪取&業界初"オンラインジム"への思い
今日、11月28日はあの日。 木村悠vsペドロ・ゲバラの日。 2015年11月28日のゼビオアリーナ仙台。 八重樫東からKOでタイトルを奪い評価の高かったゲバラ。戦前の予想は木村にとって厳しい声が多かった。着実に実力をつけて世界挑戦を掴んだとはいえ、ゲバラ... -
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ロバート山本vsジロリアン陸とプライベートラウンド。
11月26日はあの日。ロバート山本vs高橋陸(現:ジロリアン陸)の日。2014年11月26日。後楽園ホール。 互いにプロデビュー戦のリングでの4回戦は死闘の末にロバート山本が4回TKO勝ち。人生初の1勝をあげた山本のボクシングは素晴らしかった。テレビ企画の延長...
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