皆様こんにちは。
ボクサーのお店レポ、第41回はこちら。
元WBA世界Sバンタム級王者の李冽理さん夫妻のレストランバー、上野の「音色」。以前にご紹介した溶岩焼肉バルAKANEIROからすぐ近くの場所への移転リニューアルとなります。一言さんをお断りする替わりに、来店されたお客様により行き届いたサービスと楽しい時間の提供を可能にする完全予約制。まさに"教えたくない隠れ家"ですが、当ブログの読者限定で音色デビューの日の感動を共有いたします!
場所と外観
JR「上野駅」不忍口から徒歩5分、JR「御徒町駅」北口から徒歩5分、東京メトロ「上野広小路駅」「上野御徒町駅」から徒歩3分、「湯島駅」から徒歩2分の好立地という説明をAKANEIROの記事に書いており、かなり近い場所なのでほぼ同じ感覚でOKです。
上野駅方面から来る方が多いのと思うので、上野駅からお店に向かう際の目印を紹介しておきますね。こちらです。仲町通り。
仲町通りを左に一本入って、更にそこから右に一本曲がります。周辺地図はこんな感じで初めて来る方は少し分かり辛い可能性がありますが、着いてみればシンプルな導線。
エクセル上野3号館の地下1階です。階段を降りると綺麗なパープルカラーの看板が見えてきます。到着いたしました!
Restaurant Bar 音色
-NEIRO-
店内の眩しい宝物
店内はテーブル席4人掛け×2卓(合体可能)とカウンターに数席というアットホームな空間。モニターがあるのでテレビ観戦も出来ます。
沢山の著名ボクサー達のサイン色紙や記念写真。よく見るとAKANEIROに飾られていた色紙なので、思い出のアイテム達もしっかりと移動させてくれている様です。
李さんが世界タイトルを奪取したプーンサワット戦の記念写真と、その両側にカラオケモニターも2つ。歌って楽しむ事まで出来てしまいますね。まさに「音色」
奥様が素晴らしい宝物を見せてくれました。東洋太平洋のベルトと眩し過ぎるWBAのベルト!WBCは徳山昌守さんの〇徳で触らせて貰いましたが、WBAは山口圭司さんのバーハメドでケースの外から眺めただけなので、こんな至近距離で見るのは初です。
眩しい。眩しすぎる。グローブには試合名がしっかりと刻まれています。日本フェザー級タイトルマッチ李冽理vs天笠尚 2010年6月5日 後楽園ホール。
あの激闘の記憶が蘇ります。
懐かしい!
メニュー紹介
店内に置かれていたメニュー達です。
これぞ美肉の極み
移転前は溶岩焼肉がウリで最高級A5の牛肉を使っておりましたが、ここでも変わらず上質ま牛肉を使っており、同席したボクシングファンも皆「ウマ過ぎる」を連呼。
空腹の胃を最初に程よく潤してくれる絶品キムチ。このキムチだけでご飯2杯はイケるクオリティ。
生肉も口に入れた瞬間に新鮮さが分かります。この日ご一緒したTさん&Tさんの友人が2人とも「レバーは苦手で…」との事でレバー担当を任命されました。
まさかのこの量を一人で食べ尽くすという贅沢タイムに突入。食べきれるのか?と思いましたが、気が付いたら完食していました。なぜなら美味しかったからです。
希少部位を凝縮したユッケ。食感はネギトロで味は高級和牛というパンチの効いた逸品。リゴンドーvsカシメロの展開予想トークの途中だったのに、あまりのウマさに全員が黙るレベル。
ダシ汁の効いた煮込みもたまりません。
気が付けば飲み干していました。
そしてメインの上ヒレステーキ登場。プレートに乗せて、好みの焼き加減に調整してから…いただきま~す。
こ・・・
これは・・・・
この味に出会えた喜び・・・
それを表現する言葉はただひとつ!!
「ヤッターーーーー!!!」
世界タイトル初載冠の時のホルヘ・リナレスの叫び。あの時と同じ言葉を使いたい。この味に出会えて幸せです。
李夫妻との会話録
前回、溶岩焼肉バルAKANEIROにお伺いしたのが2019年の11月でしたので、かれこれ1年半ぶり。久々にお会いする李さんは以前より少しふっくら?された感じでとても元気そう。
感動のプーンサワット戦
李冽理さんといえば世界王座を奪取したプーンサワット戦!この日同席したボクシングファン達も皆あの試合の感動を忘れていません。2010年はボクシングファンが李さんに救われた年でした。4月の長谷川穂積vsモンティエルでヒーロー長谷川穂積がTKO負け…しばらく寝込むレベルの悲しみのドン底に突き落とされ、その傷が癒えない半年後の10月に李さんが見事な戦いぶりでプーンサワットに勝利。我々ファンの「悲」の気持ちを「喜」に塗り替えてくれたのです。
当時の興奮を思い出して熱く語ってしまいましたが、奥様曰く「主人が世界チャンピオンになった試合を褒められる事は沢山ありましたけど、長谷川さんの敗戦で落ち込んだファンに元気を与えたという、その角度からのエピソードは初めて聞きました。嬉しいです!」
井上尚弥のボディーブロー
ご自身の現役時代の階級と近い事もあり、モンスター井上尚弥の試合は毎回特に注目してるという李さん。ダスマリナス戦の時は"食欲を無くす動画"とタグ付けしてインスタに動画投稿されていました。
「80キロ台前半だった体重が後半まで増えていました^^モンスターの左ボディーが脇腹にメリ込んで、ダスマリナスが苦しそうに崩れ落ちるシーン。あれはもう見ているだけで痩せられそうな気がします」
確かに何度見てもあのボディーはエグい。そして、どのボクサーのお店に行っても共通の話題を提供してくれる井上尚弥という存在の素晴らしさ。話題性もモンスターです。
音色のお客様達
音色の入店可能人数は最大15名となり規模を縮小しての完全予約制ですが、来店するお客様は皆顔見知り。新規のお客様もみな常連さんのお知り合いの方。4人以上なら貸し切り可能なので、アットホームな食事会や家族連れでもOKです。
「ここはまだちゃんとしたオープン告知はしていないのですが、口コミで友人や知り合いがよく来てくれます。来てくれたら心を込めた手料理を振舞って一緒に楽しい時間を過ごす。半年近くこんな感じなので、これからもこんな感じでいきます」との事です!
河村慎司の祝勝会を開催!
ボクシングファンから有言実行でプロデビューした河村慎司のプロ2戦目の祝勝会&3戦目のお疲れ会を、一緒にトランクススポンサーとして彼を応援したファン達と一緒に開催。世界を獲った李さんと、この距離感で一緒にボクシングトーク出来るのはここだけ。楽し過ぎて気が付けば3時間近く時間が経ってるので気を付けましょう^^
各試合会場からの距離感
JR「上野駅」不忍口から徒歩5分、JR「御徒町駅」北口から徒歩5分、東京メトロ「上野広小路駅」「上野御徒町駅」から徒歩3分、「湯島駅」から徒歩2分という好立地なので都心や埼玉の会場からは近いですね。
埼玉スーパーアリーナ
さいたま新都心駅から上野駅まで約30分。
後楽園ホール
水道橋駅から上野駅まで約20分。
大田区総合体育館
京急蒲田駅から上野駅まで約35分。
横浜アリーナ
新横浜駅から上野駅まで約50分。
特に後楽園ホールや大田区総合体育館からは20~35分で移動出来る距離なので、観戦の前後の時間でも立ち寄りやすいです。一言さんだと触れられない音色の素敵空間。完全予約制は利用する立場からしてもお店側からしても安心出来ます。ご連絡は李さんへの連絡か、お店のSNSからでも可能です。
選ばれし人達が集う最高のイゴコチGOOD空間。知る人ぞ知る隠れ家的名店の素晴らしさ。進ボク読者にだけ共有する密着体験記でした。
以上、第41回ボクサーのお店レポ「元WBA世界Sバンタム級王者の李冽理さん夫妻のレストランバー、上野の音色」でした!最後に地図を貼っておきます。
地図
東京都台東区上野2-4-5
エクセル上野3号館地下1階
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